公益財団法人古代学協会

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講師紹介と講座内容

講座名:中世城館の歴史と構造

講師名:中井 均(滋賀県立大学名誉教授)

※受付を終了しました。

◆講師自己紹介

中井 均(なかい ひとし)
1955年大阪府生まれ。滋賀県立大学名誉教授・公益財団法人日本城郭協会評議員。
(財)滋賀県文化財保護協会、米原市教育委員会、長浜城歴史博物館館長を経て、2011年に滋賀県立大学人間文化学部准教授。2013年度より同教授。2021年に定年退職。専門は日本考古学で、特に中・近世城郭の研究、近世大名墓の研究。
主な編著書
著書『戦国の城と石垣』高志書院、『織田・豊臣城郭の構造と展開 上・下』戎光祥出版、『戦国期城館と西国』高志書院、『中世城館の実像』高志書院 2020、『秀吉と家臣団の城』KADOKAWA、『信長と家臣団の城』KADOKAWA 、『城館調査の手引き』山川出版社、共著『歴史家の城歩き』高志書院など多数。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ

城と言えば姫路城天守を思い浮かべられるのではないでしょうか。しかし、それは近世城郭の姿でしかありません。日本の城の歴史は長く、古代、中世、近世の各時代に城は築かれ、時代によって異なる構造を示しています。近年の城郭研究の進展は目覚ましく、発掘調査成果の蓄積より新たな城郭史の再構築が確立されています。今回の講座では最新の研究成果によって日本城郭の歴史的変遷について概説し、その構造を分析したいと思います。また、最近注目された城館跡の発掘調査を紹介してみたいと思います。




◆講座スケジュール

月1回 水曜日 15:00~16:30  ※1月は休講月です。

第1回 10月5日(水)
内容: 鎌倉武士の館

第2回 11月2日(水)
内容: 南北朝の内乱による山城の出現

第3回 12月7日(水)
内容: 発達する戦国の山城

第4回 2023年2月1日(水)
内容: 信長の城、秀吉の城

第5回 3月1日(水)
内容: 発掘された戦国の山城