講師紹介と講座内容

講座のお申し込書ダウンロードはこちらから PDF Word>>


講師名:中 周子(なか しゅうこ)
講座名:大斎院(選子内親王)の和歌を読む

◆講師自己紹介
 大阪府立大学大学院博士後期課程修了。言語文化学博士。現職は、大阪樟蔭女子大学芸学部国文学科教授。樟蔭学園内にある田辺聖子文学館の副館長も務めています。専門は平安時代の和歌文学、とくに一条朝の和歌で、主要な著書には『拾遺和歌集論攷』(和泉書院)、『和歌文学大系 紫式部集・藤三位集』(明治書院)があります。また、近現代作家と古典文学との関わりにも興味を持ち、与謝野晶子の『新々訳源氏物語』自筆草稿や田辺聖子の『新源氏物語』・『私本源氏物語』等についても研究しています。
 大学3回生の時に『紫式部集』を読み、『源氏物語』作者の実人生を垣間見る面白さを知ったことがきっかけで国文学の道に進みました。以来、有名無名の人々の個人歌集である「私家集」の面白さに魅せられています。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ
 大斎院とは、賀茂神社に仕えた歴代の斎王のなかで、57年間という最長の奉職期間による尊称で、村上天皇の第十皇女選子内親王のことです。紫野の斎院で生涯のほとんどを過ごした大斎院選子内親王は、権勢を誇る後見を持たず、有数の才女を集めることもなかったのですが、定子や彰子と並び称される存在として注目されていました。『源氏物語』も、実は大斎院のために執筆されたという説話さえ残っています。選子内親王は、『拾遺集』以下に、多くの和歌が撰ばれている勅撰歌人であり、非常にユニークな三つの私家集を残しています。
 本講座では、そのような、大斎院の人生と和歌を読み解きたいと思います。受講に際して、特別な専門知識は必要ありません。王朝文化と和歌に興味を持ち、平安時代の書物の形態(写本や変体かな)を学ぼうという意欲のある方が受講して下さることを願っています。



◆毎月1回 第4土曜日 10:30〜12:00
 ※全4回講座

第1回 10月28日(土)
内容:大斎院の生きた時代、斎院の制度についての概説。

第2回 11月25日((土)
内容:同時代の文学や日記記録に描かれた大斎院とその和歌。

第3回 1月27日(土)
内容:大斎院の和歌を読む(1)

第4回 2月24日((土)
内容:大斎院の和歌を読む(2)

<<前ページへ戻る このページのトップへ△