講師紹介と講座内容

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講師名:寒川 旭(さんがわ あきら)
講座名:地震考古学で21世紀の大地震を考える  

   ☆受付終了しました。

◆講師自己紹介
 1947年香川県生まれ。東北大学大学院理学研究科地学専攻博士課程修了(理学博士)。通商産業省工業技術院地質調査所を経て産業技術総合研究所主任研究員。2007年に定年退職後、同所招聘研究員・客員研究員を経て現在は産業技術総合研究所名誉リサーチャー。学生時代からの専門は活断層で、阪神・淡路大震災を引き起こした野島断層をはじめ、有馬-高槻断層帯・中央構造線断層帯など近畿地方を中心に調査を行った。1988年に地震考古学を提唱、京都府の木津川河床遺跡をはじめ多くの遺跡で地震の痕跡を調べた。自作の漫画イラストを用いて普及活動も行っている。

【主な著書】
『地震考古学』『地震の日本史増補版』(ともに中公新書)
『秀吉を襲った大地震』『日本人はどんな大地震を経験してきたのか』(ともに平凡社新書)
『歴史から探る21世紀の巨大地震』(朝日新書)など。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ
 地震考古学は地震学と考古学の境界領域で、遺跡で見つかった断層・地割れ・地滑り・液状化現象などの地震痕跡を研究します。将来の地震被害を軽減するために歴史・考古学から学ぶ分野です。講座では、写真やイラストを用いて平易に解説しますので、地震・考古学・古文書解読などの予備知識の必要はありません。まず、地震考古学の研究手法を用いて、南海トラフから発生する巨大地震(東海地震・南海地震)の過去2000年間の歴史を示し、その被害や当時の社会に対する影響を話します。一方、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)のように活断層から地震が発生すると、その断層の周辺が激しく揺れます。近世初頭に発生した天正地震と伏見地震では、中部および京阪神・淡路地域が大きな被害を受け、豊臣秀吉も被災しました。この地震について、文献史料や地震痕跡を紹介しながら全体像を説明します。そして、記憶に新しい2011年の東日本大震災ですが、実は869(貞観11)年にも同じような巨大津波をともなう地震が起きています。この貞観地震を含む9世紀(平安時代前期)の地震活動は現在とよく似ているのです。この事実や、各地の地震の歴史を振り返りながら、近畿を中心に21世紀の大地震について考えます。



◆全3回講座 金曜日13:00〜14:30
 ※講座日注意

第1回 12月1日(金) 13:00〜14:30
内容:過去2000年の地震の歴史

第2回 2月9日(金) 13:00〜14:30
内容:秀吉を襲った大地震

第3回 3月9日(金) 13:00〜14:30
内容:21世紀の大地震を考える

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