講師紹介と講座内容

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講師名:金子 典正(かねこ のりまさ)
講座名:仏像の東漸 ―インドから中国へ―

◆講師自己紹介
 1966年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。東洋美術史・仏教美術史専攻。同大学文学部助手から同大学講師を経て、現在は京都造形芸術大学教授。
 著書に『アジアの芸術史造形篇T中国の美術と工芸』(藝術学舎/2013年)、『アジアの芸術史造形編U朝鮮半島・西アジア・中央アジア・インド』(藝術学舎/2013年)等、共著に『東大寺:美術史研究の歩み』(里文出版/2003年)、『アジア地域文化学叢書5仏教美術からみた四川地域』(雄山閣出版/2007)等、論文に「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」(『美術史』160)、「三国〜西晋時代の神亭壺にみる仏像と成立の背景」(『佛教藝術』297)、「孔望山摩崖造像仏教図像考」(『京都造形芸術大学紀要GENESIS』16)、「『高僧伝』所収の阿育王像説話の成立について」(『京都造形芸術大学紀要GENESIS』17)ほか多数。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ
 インドで成立した仏教は、シルクロードを経て中国へ伝播しました。その際、仏像はどのようにして中国へ伝わったのでしょうか。本講座ではインドで誕生した仏像がシルクロードを経て中国へ伝播した諸相について考察します。
 1回目は導入として仏教の基本的な歴史をふり返りつつ、仏像の東漸についてアジアの視点から概観します。2回目はヘディン、スタイン、ペリオなどの20世紀初頭の欧米の探検隊によるシルクロードの探検史について解説します。3回目は中国の仏教と仏像のはじまりについて、文献の記述と各地で発掘された中国早期仏像を紹介します。4回目は中国早期仏像のなかでも後漢時代の作例とされる四川省楽山市麻浩崖墓と揺銭樹にあわらされた仏像とその意味について講じます。
 毎回プロジェクターで各地の作例をじっくり鑑賞し、プリントを使用しながら基本的なことから専門的なことまで分かりやすく解説します。仏像の歴史に興味がある方は、どうぞお気軽にご参加ください。



◆月1回 第1土曜日 10:30〜12:00
 ※4回講座です。

第1回 4月1日(土)
内容:仏教東漸を概観する

第2回 5月6日(土)
内容:シルクロードの探検史

第3回 6月3日(土)
内容:中国の仏教初伝期の諸相

第4回 7月1日(土)
内容:楽山市麻浩崖墓と揺銭樹にみる中国早期仏像

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