講師紹介と講座内容

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講師名:森岡 秀人(もりおか ひでと)
講座名:日本考古学上の大論争と争点の学説を紐解く2
    ※継続講座ですが新規受講もできます。

◆講師自己紹介
 現地・現物主義で遺跡・遺物の観察眼から、日本考古学を40数年専攻。中学校・高等学校と歴史クラブ活動に専念、関西大学文学部史学科考古学研究室時代には、末永雅雄・横田健一・網干善教・薗田香融の諸先生に師事。学生時代には、高松塚古墳、外山谷1号墳、吉志部古墳、千里古窯跡群、加茂遺跡、中曽司遺跡、会下山遺跡などを発掘しました。
 芦屋市教育委員会・芦屋市立美術博物館〔兼務〕で文化財保護、遺跡調査、展示学芸、社会教育の仕事に38年間従事。2012年、60歳定年退職。現在、古代学研究会代表、日本文化財科学会評議員、天空の城・但馬竹田城石垣修復検討委員会委員、(公財)古代学協会客員研究員,奈良県立橿原考古学研究所共同研究員など。
 研究テーマは広く、縄文・弥生時代の移行期研究、弥生土器・弥生集落・水田跡の研究、青銅器の研究、古墳出現期の研究、群集墳や地方寺院の研究、考古学と日本古代史との関わり、中世・近世の石切場の全国的研究も行っています。
 共著書や論文は多数あり、『日本史講座』1(東京大学出版会)、『稲作伝来』(岩波書店)、『列島の考古学』弥生時代(河出書房新社)、『講座日本考古学』弥生時代(青木書店)等。趣味は囲碁、雲の観察、里山歩き、読書ほか。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ
 発達を遂げてきた日本考古学にも、パーフェクトな解決に至っていない学説の不一致や論争がなお続いている問題が数多く横たわっています。学問研究の進展には激しい争点を持つことも大変意味あることで、前期の講座ではそのいくつかを、およそ半世紀の学史を同時進行形で見聞きし、体験してきた講師がていねいに取り上げます。発掘調査資料の何が原因したのか。対立する学説の長所や短所はどのように比較すべきか。学説史に刻み込まれた考古学者の争点で最も重要な見解は何か。日本考古学が初めての方にもわかりやすく説明し、本人がどのように軍配をあげようとしているかに関しても、興味深く論じます。考古学の面白さとともに、厳しい側面も知ることができるでしょう。
 なお、2016年後期講座では、「漢委奴國王」、近畿最古の弥生土器、高松塚古墳の被葬者をめぐる謎等を講義しました。今期講座はその続きとなりますが、取り上げる内容が各回で異なるため、初めての方でもご受講いただけます。



◆毎月1回 第3水曜日 13:00〜14:30
 ※8月は休講月です。

第1回 4月19日(水)
内容:弥生人はなぜ中国鏡に魅せられたのか

第2回 5月17日(水)
内容:銅鏡を作り始めた近畿弥生人の捜索

第3回 6月21日(水)
内容:「見えざる鉄器」大論争に終着駅はあるのか

第4回 7月19日(水)
内容:古式土師器誕生論争 それは邪馬台国で始まったのか

第5回 9月20日(水)
内容:天智天皇陵の構造を問う 八角形墳をめぐる争点

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