角田文衞古代学奨励賞
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角田文衞古代学奨励賞 第3回授賞式

ご 挨 拶

(公財)古代学協会は、2011年、創立60周年の記念の年を迎えるにあたり、当協会の創立者・角田文衞博士の名を冠して、角田文衞古代学奨励賞を創設いたしました。
本賞は、季刊『古代文化』への投稿論文の中から秀作を選んで表彰し、古代史研究の奨励と将来性ある若手研究者を支援することを意図する論文賞です。本日はその第3回目の授賞式となります。
一昨年は、当協会の再出発・創立60周年の機に臨む第1回目の特例として、2名を選出いたしました。第2回目の昨年以降は、先立つ2カ年の掲載原稿の中から、秀作を選んで毎回1名を表彰することにいたしました。
今回、第3回目の選考にあたっては、本年5月までに、『古代文化』編集委員・編集参与・編集協力委員等64名の委員から推薦を受けた論攷・研究ノートを対象として、編集委員・編集参与を構成員とする選考委員会(6月21日、7月19日)での審議を経て選考されました。
  その結果、中村耕作氏の「土器カテゴリ認識の形成・定着―縄文時代前期後半における浅鉢の展開と儀礼行為―」(『古代文化』第64巻第2号、2012年9月)が、受賞論文・受賞者に決まりました。本研究は縄文土器の形や文様の持つ象徴性から、縄文人の観念や儀礼に関する研究に貢献する構想力に富む労作で、執筆者の豊かな資質をうかがわせるものです。
ここに将来性を予感させる秀作を選考することができましたことは、主催者として喜びに堪えません。これが受賞者の今後の研究の進展に、いささかなりとも寄与することを願うものです。
今後もひきつづき、関係各位のご理解とご支援をお願い申し上げる次第です。

平成25年10月5日
(公財)古代学協会理事長 大坪孝雄

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