角田文衞古代学奨励賞
 (戻る)


角田文衞古代学奨励賞 第4回授賞式

ご 挨 拶

 (公財)古代学協会は、2011年、創立60周年の記念の年を迎えるにあたり、当協会の創立者・角田文衞博士の名を冠して、角田文衞古代学奨励賞を創設いたしました。 本賞は、季刊『古代文化』への投稿論文の中から秀作を選んで表彰し、古代史研究の奨励と将来性ある若手研究者を支援することを意図する論文賞です。本日はその第4回目の授賞式となります。 2011年は、当協会の再出発・創立60周年の機に臨む第1回目の特例として、2名を選出いたしました。第2回目の一昨年以降は、先立つ2カ年の掲載原稿の中から、秀作を選んで毎回1名を表彰することにいたしました。
 今回、第4回目の選考にあたっては、本年5月までに、『古代文化』編集委員・編集参与・編集協力委員等62名の委員から推薦を受けた論攷・研究ノートを対象として、編集委員・編集参与を構成員とする選考委員会(6月20日)での審議を経て選考されました。  その結果、久米舞子氏の「平安京『西京』の形成」(『古代文化』第64巻第3号、2012年12月)が、受賞論文・受賞者に決まりました。本研究は「西京」の語義の変遷を糸口として、平安京右京の実像を文献史学から掘り下げ、都市論から都市住民の信仰・宗教史論へと展開させた論文と評価でき、今後の研究の進展が期待される。
 ここに将来性を予感させる秀作を選考することができましたことは、主催者として喜びに堪えません。これが受賞者の今後の研究の進展に、いささかなりとも寄与することを願うものです。
 今後もひきつづき、関係各位のご理解とご支援をお願い申し上げる次第です。

平成26年10月4日
(公財)古代学協会理事長 大坪孝雄

このページのトップへ△