公益財団法人古代学協会

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講師紹介と講座内容

講座名:土偶・土面から探る縄文時代

講師名:大野 薫(おおの かおる)(元大阪府立狭山池博物館学芸課長)

※新規講座

◆講師自己紹介

・ 1953年(S28)生(巳年)

・ 所属(勤務先):(元) 大坂府教育委員会・大阪府文化財センター・大阪府立狭山池博物館

・ 加入学会  :関西縄文文化研究会など

・ 研究テーマ :縄文時代の文化とマツリ(土偶・土面・石棒・葬墓制など)

・ 趣味    :スイミング・ウォーキング・ワイン(JSA認定Wine Expert)

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ

縄文時代には「土偶」と呼ばれる小さな土人形が数多く作られました。ほとんどすべての土偶は乳房を明確に作り、成熟した女性像であることを示しています。また、完全な形で残っていることがごく稀で、壊れた状態で発掘される例が多いことも、広く知られています。一方「土面」は、縄文人が顔に着けたと考えられる土製の面で、端正なものからグロテスクなものまで、様々なタイプが知られています。この講座では、土偶・土面の形や出土状態を踏まえ、縄文時代の祈りや祭りを探っていきます。
講座は、スライドを用いて、画像を示しながら分かりやすく説明します。




◆講座スケジュール

5回講座 水曜日  ※日程変更しました。12月は休講月。

第1回  10月16日(水)13:00~14:30 縄文時代の暮らしと文化

第2回  11月27日(水)10:30~12:00 土偶の形

第3回  1月22日(水)10:30~12:00 土偶をわざと壊す

第4回   2月19日(水)13:00~14:30 土偶・土面の顔面表現

第5回   3月19日(水)13:00~14:30 縄文時代の様々な祭祀土製品