公益財団法人古代学協会

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講師紹介と講座内容

講座名:天皇陵研究の最前線

講師名:山田 邦和(やまだ くにかず)(同志社女子大学特任教授、公益財団法人 古代学協会理事)

※継続講座 

◆講師自己紹介

同志社女子大学特任教授。博士(文化史学)。考古学・都市史学専攻。同志社大学大学院博士課程前期修了。平安博物館助手、古代学研究所助手、京都文化博物館学芸員、花園大学教授を経て現職。(公財)古代学協会理事もつとめます。

考古学・文献史学・歴史地理学などの諸分野を統合した平安京・京都の都市史の復元を目指しています。

主な著書に『須恵器生産の研究』(学生社)、『京都都市史の研究』(吉川弘文館)、『京都 知られざる歴史探検(上・下)』(新泉社)、『カラーブックス 京都』(保育社)、『歴史のなかの天皇陵』(共編著、思文閣出版)、『平安京提要』(共著、角川書店)、『京都の中世史7「変貌する中世都市京都」』(吉川弘文館、2023年)、『史実でたどる 紫式部―「源氏物語」は、こうして生まれた。』<共著>(光村推古書院)などがあります。

京都生まれ京都育ちの「京都人」の視点から京都研究をやっておりますので、友人からは「京都中華思想」と冷やかされることがたびたびです。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ

日本古代史の重要テーマのひとつとして、陵墓研究があります。巨大古墳は古墳時代研究の基本資料ですし、京都の各地に点在する平安時代以降の天皇陵も歴史の謎を秘めています。この講座では、最新の研究成果に基づき、古代から近代までの陵墓の実態を明らかにしていきます。

 




◆講座スケジュール

5回講座 金曜日 10:30~12:00 ※8月は休講月です。

第1回 4月18日(金)
内容:大和・畝傍山周辺の天皇陵―欠史8代と宣化天皇陵―

第2回 5月16日(金)
内容:京・鎌倉時代の天皇陵

第3回 6月20日(金)
内容:仁和寺と醍醐寺―光孝・宇多・醍醐・朱雀天皇陵―

第4回 7月18日(金)
内容:四円寺と天皇陵

第5回 9月19日(金)
内容:古市古墳群の開始と仲哀天皇陵