講座名：“女王ネフェルティティ”の可能性

講師名：小山　雅人（こやま　まさと）（エジプト学研究家）

※継続講座ですが、新規内容で新規受講できます。

◆講師自己紹介

・1974～76年に、パリ・ルーヴル校でヒエログリフ碑銘学・エジプト美術史、コレージュ・ド・フランスで古代エジプト文学を学ぶ。パリ・カトリック学院古代東洋語学校ヒエログリフ・エジプト語学科卒業後、帰国。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・その後現在に至るまで、研究テーマは古代エジプト文学。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・㈶京都府埋蔵文化財調査研究センターで、発掘調査・文化財活用等に従事。退職後は、広く好きなことを勉強。

◆講座の内容紹介・受講される皆様へ

女王ネフェルティティの可能性～新刊書『古代エジプトの女王』を検証する～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2023年3月、『古代エジプトの女王』（カーラ・クーニ―著）という本が出版されました。原書は５年前の2018年の出版ですから、さほど新しい研究成果が盛り込まれているとは言えませんが、著者が提示する女王ネフェルティティの可能性を検証してみようと考えました。口絵に数枚の図版があるものの、42頁の本文を全く写真も挿図もなしで読み通すのはかなり苦痛でした。そこで、手許にある限りの写真や遺物のトレース図などを紹介し、著者の記述をより理解できるように努めたいと思っています。勿論、この講座の主旨ですから、ヒエログリフ資料もふんだんに提供します。

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◆講座スケジュール

月１回　5回講座　土曜日　13：00～14：30　※12月は休講月です。

第1回　10月28日（土）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内容：アメンホトペ３世の２人の王子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王妃ネフェルティティ（ノフレテイテ）

第２回　11月25日（土）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内容： 王のアケナテンへの改名　王妃の改名　新都建設の光と闇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　唯一神アテンの名前

第３回　2024年１月27日（土）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内容： 王の新しい妻たち；キヤ・メリタテン・アンケセンパアテン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　消えたネフェルティティ　王と王妃の共同統治説

第４回　2月24日（土）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内容： アテンの改名　神々の迫害と狂信的破壊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アケナテンの死　ネフェルネフルゥアテン女王は誰か

第５回　3月23日（土）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内容：トゥタンカムーンの治世　アンケセナムーン王妃