古代学講座・公開講演会
1)古代学講座
古代学講座は、昭和42年11月26日「平安博物館土曜講座」としてスタートしました。
翌年より古代学講座と改称し、平安博物館が閉館される昭和60年まで続きました。
特殊講義、講読、概論の3種類に分かれており、火曜日から土曜日連日開講。
初期の講師として角田文衞(西洋古代史)、望月信成(平安時代仏教仏教美術史)、福山敏男(平安時代建築史)、築山治三郎(唐代の政治機構)、木下良(歴史地理学)、富村伝(エジプト新王国の研究)諸先生の名前をみることができます。
受講の対象は主に平安博物館研究員であり、専門性の高い講義内容となっていました。
このほかに石田茂作(経塚の研究)、竹内理三(平安時代の地方における政治と経済)、池田次郎(日本人の起源)先生による集中講義も開講され、その中から生まれた山中裕博士による集中講義『御堂関白記』註釈講座は平成17年まで40年間もの長きにわたり毎夏開講され、大きな成果を生み出し、現在一線で活躍される研究者も輩出しました。
現在の古代学講座について詳しくはこちらから
2)公開講演会・シンポジウム
定期的に公開講演会・歴史散策を開催して参ります。開催内容はこちらから。